『大般若経』とは、『西遊記』でも有名な三蔵法師玄奘(602~664)が漢訳した、あらゆる経典の中でも最大の経典です。この経典を供養すれば、至上のご利益がもたらされるとされ、国家安泰・五穀豊穣・除災招福などを祈願するため、日本では古来より盛んに修されてきました。
全600巻の膨大な『大般若経』を導師と衆僧が一斉に大声で読誦し、扇を広げるがごとく経本を空中にかざして転読します。この転読の際におこる風(梵風)に当たると、無病息災になるといわれております。
当山では一年に3回、正月、五月、九月の16日を恒例大祭ご縁日(※正五九参り)としております。法要当日には、玄奘三蔵や厄難を払う鬼神の姿の深沙大王など、『大般若経』を守護する神仏が描かれている『釈迦三尊十六善神図』が特別に内陣に掲げられます。
※正五九参りとは、古来より諸事を慎む月とされ、その厄払いに神仏を詣でる習わし。神仏のご利益が特に増大する月と言われている。
正月…物事の始まり
五月…物事が最も盛んなになる
九月…物事が実を結ぶ
前厄 | 本厄 | 後厄 | |
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女19歳 | 平成19年生 18歳 |
平成18年生 19歳 |
平成17年生 20歳 |
女33歳 | 平成5年生 32歳 |
平成4年生 33歳 |
平成3年生 34歳 |
女37歳 | 平成元年生 36歳 |
昭和63年生 37歳 |
昭和62年生 38歳 |
男25歳 | 平成13年生 24歳 |
平成12年生 25歳 |
平成11年生 26歳 |
男42歳 | 昭和59年生 41歳 |
昭和58年生 42歳 |
昭和57年生 43歳 |
男女61歳 | 昭和40年生 60歳 |
昭和39年生 61歳 |
昭和38年生 62歳 |
※生まれた年を1歳とする「数え年」で表記しております。
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